首都圏の中古マンション、中古一戸建て共に、成約件数が過去最高に!!
2014.05.25
マイタウン西武のブログをご覧の皆様、こんにちは
営業課長の小笠原です。
今回のブログでは、(公益)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が発表した『首都圏不動産流通市場の動向(2013年度)』の中身のをご紹介させて頂きたいと思います。
今回は、同機構に登録された不動産物件のうち、首都圏(東京都区部、埼玉県、千葉県、横浜市、川崎市、神奈川県その他)において、平成25年4月~平成26年3月の不動産流通市場の動向についてまとめた内容になっております。
◆首都圏中古マンションの成約件数、2年連続で過去最高を更新◆
平成25年度の首都圏における中古マンションの成約件数は3万6,762件(前年度比13.3%増)で、2年連続で過去最高を更新しました。
エリア別に見ても、すべてのエリアで前年度を上回り、神奈川県以外に関しては2ケタ増となっている。(表1)
成約件数の㎡単価は、首都圏平均40.58万円(前年度比5.7%上昇)で、3年ぶりの上昇となっている。
また成約件数と同様にすべてのエリアで上昇したが、特に、東京都区部は前年比7.3%と大きく上昇しています。
成約価格は、首都圏平均2,614万円(前年比3.9%上昇)で、3年ぶりの上昇。エリア別に見てもすべてのエリアで上昇となっています。
因みに、成約物件の平均専有面積は64.42㎡(前年比1.7%縮小)で、平均築年数は19.42年(前年度は19.01年)だった。
表1
◆中古一戸建ての成約件数、平成15年以来の過去最高に◆
平成25年度の首都圏における中古一戸建ての成約件数は、1万2,123件(前年比3.1%増)で、3年連続で前年度を上回り、平成15年度(1万1,939件)以来、過去最高となっている。
エリア別に見てみると、横浜・川崎エリアを除くすべてのエリアで増加している。(表2)
成約物件価格は、首都圏平均2,920万円(前年比0.2%下落)と、ほぼ横ばいで、平成23年度以降は2,900万円台で推移しています。
成約物件の平均土地面積は、148.11㎡(0.8%縮小)で、平均建物面積は105.08㎡(同0.9%縮小)と、共に縮小しています。
平均築年数は、20.17年(前年度は19.87年)で初めて20年代となっています。
因みに、新築一戸建て住宅の成約件数は、4,903件(前年比2.0%減)で、4年ぶりに前年度を下回った。
成約物件価格は、首都圏平均で3,451万円(前年比1.2%増)となり、6年ぶりに前年度を上回った。
成約物件の平均土地面積は、111.90㎡(前年比0.2%拡大)、平均建物面積は、96.29㎡(前年比1.2%拡大)で、共に拡大しています。
表2
★まとめ★
この発表を見ると成約件数が伸びて、過去最高の件数になっている事は見て分かりますが、注目すべき点は
◎中古マンション場合◎
①成約平均㎡単価が前年度比5.7%上昇している点
②成約物件価格が前年度比3.9%上昇している点
③成約平均専有面積が前年度比1.7%縮小している点
④成約平均築年数が前年度より古くなっている点
◎中古一戸建ての場合◎
中古マンション同様に、注目すべき点は
①成約平均土地面積が前年度比0.8%縮小している点
②成約平均建物面積が前年度比105.08㎡縮小している点
③成約平均築年数が前年度より古くなっている点
つまり中古マンション・中古一戸建て共に、価格が上昇(高騰)しているのです!!
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