2015.04.27
お世話になります。 店長の市原です。 今回は、新座市野火止にある平林寺で行われる『半僧坊大祭』を ご紹介致します。 『半僧坊大祭』は、毎年4月17日に行われている、平林寺の行事の1つで、 今年も予定通り行われました。 内容としては、 半僧半俗の姿をした摩訶不思議な神通力を持つ守護神を 信仰するもので、稚児行列や近隣法類によるお練りの後、 平林寺境内にある半僧坊感応殿では 大般若経六百巻の転読などが行われます。 境内では、新座市観光ボランティアガイド協会による当日申込制の 平林寺無料ワンポイントガイドを実施するほか、平林寺大門通りでは、 松平伊豆守信綱をたたえて行われる伊豆殿行列が開催されます。 また、新座市役所・平林寺前の「平林寺大門通り」沿いには 植木市や露店等が、多数出店し、賑わいをみせていました。 ここで、「平林寺」について、少しご説明をさせて頂きます。 平林寺は、関東地方でも名高い古刹の一つで、 開山は当時鎌倉建長寺の住持をしていた 石室善玖禅師です。開山当時は現在のさいたま市岩槻区に ありましたが、寛文3(1663)年、川越藩主松平伊豆守信綱の 遺志を継ぎ、その子輝綱によって野火止の地に移されました。 平林寺の寺域はとても広く、境内林は約43ヘクタールあります。 国指定天然記念物に指定されていて、アカマツ林やコナラ・クヌギ林が中心で、 エゴノキやクマシデなどの高木も見られます。とりわけ紅葉は有名で、 毎年秋が深まる頃には境内林が真っ赤に染まり、 各地から多くの観光客が訪れます。 この境内林は1周約2.5キロメートル。木漏れ日を浴びながら、 貴重な植生や歴史ある建物を眺めておよそ1時間の散歩を 楽しむことができます。 今の季節は寒くもなく暑くもなく、すごしやすい時期です。 お散歩気分で自然を散策しながら、「今の季節を楽しんでみませんか?」 新座市産業観光協会HPはコチラ
カテゴリアーカイブ
最新の記事
月次アーカイブ