2018.07.22
マイタウン西武のスタッフブログをご覧の皆様こんにちは、 建築部の下中です。 前回のブログでは、 壁や天井の『内部金物』について、大まかにご説明しました。 今回は、内部シリーズその2、 弊社オリジナルブランド「メモリエ」の断熱材 『アクアフォーム』について、ご説明させて頂きます。 と申しましても、今回はまず準備段階のお話し。 準備段階その1 お客様の中には、物件のご見学時に 「アクアフォーム」施工後の天井を見上げ、 その風景に感動された方がいらっしゃるかもしれません。 実は、そこに結構大変な準備作業がございます。 外気に触れる天井一面(垂木の間)に、 「スペーサー」というものを1枚1枚貼り付けなければならないのです!! これは壁内部からの空気を屋根部分まで通し、 何かしらの原因で出来た水分を乾燥させることが目的です。 スペーサーが無ければ通気スペースが確保出来ないため、 水分を乾燥出来ず、結果屋根(野地板)を腐食させてしまいます。 通気スペーサー↓↓↓ 特に今年の猛暑ですと、お昼時2階の屋根の直下では、 おそらく50度くらいになっているのではないでしょうか? そんな状況の中、大工さんが梯子や梁に上り90度くらい頭を傾け、 手で1枚1枚貼っていくのですから、それはもう大変な作業です。 お家の内部の、そのまた内部には、 こんな物もあることを知って頂けましたら、 建築部員としてうれしい次第です。 次は準備段階その2です。 アクアフォーム吹付当日、職人さんがサッシ、窓全体に アクアフォーム(ウレタン)が付かないように丁寧に養生をします。 建物全体が、ほぼ密封状態。 そんな猛烈な暑さの中、ウレタンが地肌につかない様に 長袖長ズボン、ヘルメットにマスク着用での作業。 屋根直下では大工さんと同じく頭を90度くらいに傾け、 吹付マシンを持っての作業。 こちらも、かなりの重労働なのです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今後アクアフォーム吹付後の風景をご覧になった際には、 なんとなく本日のブログを思い出していただければ、と思います。
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