2018.09.23
いつもマイタウン西武のブログをご覧いただきありがとうございます。 建築部 部長の荒田勇二です。 今回は『建物デザイン』の話をさせていただきたいと思います。 実務設計をしている中で、楽しみの1つに外観デザインがあります。 平面プラン(間取り)を考えながら、 同時に外観デザインも合わせてイメージしていくのが、 中々悩ましいながらも楽しい瞬間でもあり、 色々と、苦しみながらも日々がんばっております。 ここで、私の知っているユニークな外観をした建物を いくつかご紹介したいと思います。 この建物はポーランドにある一見トリック写真に見えますが… 実際に歪んで建ててます。 こう見えてもショッピングセンターなんです…。 この建物はカナダにある、今にも崩壊しそうですが、 これでも商業施設なのでビックリです。 このユニークな建物はアメリカにあるオフィスビルで、 バスケット会社が作成したオフィスビルです。 以上が海外の建物ですが、国内のユニークな建物をご紹介します。 この建物は埼玉県にある通称『おもちゃハウス』と呼ばれている建物です。 壁に謎のメッセージが書かれていたり、 周りから浮いている奇妙なカラフルな構えが…不気味です。 デザインの話から外れますが、 面白い建物で「ずっと工事中で完成しない家」と呼ばれています。 完成しないことで有名なスペインの建築物 「サクラダファミリア」からなのか、 地元の人々から、ここに住む人の事を「三田のガウディ」 と呼ばれているそうです。(東京の三田にあります) 完成予想は地下1階地上5階で地下だけで1年半かかったとの事…。 海外の建築物の方がユニークですね。 ご紹介したのは極端ですが、建物デザインは重要な要素でもあり、 オフィスビルや商業施設とは異なり、 住宅では尚更、デザインによってかなり印象が変わりますが、 凝りすぎると建築コストも上がりますし、 自宅の場合ですと毎日外観を見る事になりますので 飽きのこないデザインにする事も大切だと思います。 要は、「形」と「色(カラー)」を合わせるという事です。 例えば、外形がシャープなのに、 暖色系のカラーをメインにすると「アンバランス」になりがちですし、 建物だけではなく外構のデザインも関係してくると思います。 サッシの「形状」や「配置」によっても建物の顔が変わってきますし、 玄関ドアのデザインやカラーによっても印象が変わっていきます。 全体的に考えてまとめていかないと、「バランス」が悪くなりがちです。 街中で見ていると、好みの差はありますが全体的に見て、 トータル的にまとまっている住宅は案外少ない様な気がします。 このブログをご覧の皆様も、 パーツ事で考えずに全体で考えていただければ、 大きな失敗は無いと思います。 最後までご覧いただきありがとうございます。 次回は、プラン(間取り)の話をしたいと思います。
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