2018.10.21
マイタウン西武のブログをご覧の皆様、こんにちは 店長の小笠原です。 今回のブログでは、積水ハウスから55億円を騙し取ったとして、今テレビや新聞で騒がれている「地面士」について少し触れて行きたいと思います。 【そもそも地面士とは】 大辞林では…他人の土地を自分のもののように偽って第三者に売り渡す詐欺師となっています。 要するに、土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、お金をだまし取る不動産をめぐる詐欺の手口の一つです。 【最近テレビや新聞で騒がれている詐欺について】 大手建築メーカーの積水ハウスが架空の土地の取引で約55億円をだまし取られたという事件です。 所有者に成り済ましていた職業不詳、羽毛田(はけた)正美容疑者(63)ら「地面師」グループ8人を偽造有印私文書行使などの疑いで逮捕した。 ですが、今回のように公になった詐欺事件以外に、公になっていない詐欺事件を考えると損害額は多額に上ると思われています。 【不動産のプロでもだまされる巧妙な手口】 売買の際には、土地所有者に本人確認書類も含めて様々な書類を提出してもらい、審査が必要になる。 今回の場合、所有者だという人物が提出したのは顔写真のない保険証で、顔写真は同封されていたとのこと。 売買担当は、その時点で怪しいことに気付かなければならなかったと思います。 その担当者は上司から早く売買を進めるように指示を受けていた為、本人かどうかの確認の為、土地所有者の自宅を訪れたが、不在。仕方なく近隣住民に顔写真を確認してもらうと『間違いない』といわれ、それを信じたそうです。ですがそれが大きな間違い!顔写真の照合を行った近隣住民は、地面師が金を渡して口裏を合わせていた。完全にその担当者はだまされたということです。 そうして売買契約を結び、所有権移転手続きをしようとしたところ、提出された書類が偽造だったことが判明。 【当社としての対応方法】 本人確認(顔写真付の者及び顔写真付の確認書類を持っていない場合は、その他の書類提出や現住所に住んでいるかの確認も場合によってはおこないます)をしっかりと徹底することはもちろんのこと。 どうして売却したいのか?の売却理由がしっかりしているかどうか。 特に不動産を購入してすぐに売却する場合や、急いで現金化する目的で相場よりも大きく安価な金額で売却を希望される方等には、徹底的に調査を致します。 その日頃の努力あって、今まで1件も事件やトラブルは行っておりません。ですが、いつこの詐欺集団に目を付けられるか分かりませんので、今後も確認及び調査を怠らないように徹底していきます。 【売却成功事例のご紹介】 新座市栗原から新座市栗原にお住替えの為、当社の社有物件、建築条件付きの土地をご購入して頂いたお客様の現ご自宅(中古マンション)の売却の成功事例です 既存の住宅ローン残債の関係で、購入物件の契約と同じタイミングで買主を見つけなければいけなかったのと、仮住まいが煩わしい為、売却と購入の引渡時期を同時期にしなければならない理由から、業者買取りで進めていたお客様です。 色々と資金計画のシュミレーションをした結果、一般のお客様に販売できる金額とほぼ同じ金額で売却しなければ、新居の月々の支払が厳しい事が判明し、試行錯誤しておりました。 中古マンションの買取りに強い買取業者様の中で、販売実績がよく在庫が少なくなっている状態の会社様(不動産業界では「お腹が空いている状態」といいます)を過去取引したことのある数多い業者様の中から何社か選定し、一番高く買取り金額を付けて頂けた業者様に最後は直談判して更に金額を買い上げる事に成功し、希望価格の満額とはいきませんでしたが、ご納得して頂ける金額にて売却の売買契約を締結する事ができました。 これも日頃、他社様とも良好な関係を築いてこれたこと、当社からの紹介だから精一杯頑張らせて頂いたと後々担当者様からお言葉を頂戴することができました。 もちろん今度は、逆の立場でお取引する事もあるかと思いますので、私としても同じ考えでおります。この会社同士での信頼関係からもお客様にご満足して頂ける事に繋がってくるケースも多いのです。 現ご所有の不動産売却・売却査定をお考えの方、是非お気軽にご相談ください。 お問い合わせは下記まで
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