2019.05.30
いつもスタッフブログをご覧頂きありがとうございます。
株式会社マイタウン西武の宮内邦年(みやうち くにとし)です(*^▽^*)
今回のブログのテーマ『梅雨』についてです
●定義●
日本の各地では毎年6月~7月ごろに停滞前線が到来し、
1ヶ月程度、曇りや雨が多くなります。
この期間を梅雨と言い、梅雨をもたらす停滞前線を梅雨前線と言います。
梅雨の期間は、全国を12分割した各地の気象庁が発表する
梅雨入り~梅雨明けの期間を指します。
地方 |
令和元年 |
平年差 |
昨年差 |
平年 |
昨年 |
沖縄 |
5月16日ごろ |
7日遅い |
16日早い |
5月9日ごろ |
6月1日ごろ |
奄美 |
5月14日ごろ |
3日遅い |
13日早い |
5月11日ごろ |
5月27日ごろ |
九州南部 |
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5月31日ごろ |
6月5日ごろ |
九州北部 |
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6月5日ごろ |
6月5日ごろ |
四国 |
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6月5日ごろ |
6月5日ごろ |
中国 |
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6月7日ごろ |
6月5日ごろ |
近畿 |
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6月7日ごろ |
6月5日ごろ |
東海 |
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6月8日ごろ |
6月5日ごろ |
関東甲信 |
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6月8日ごろ |
6月6日ごろ |
北陸 |
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6月12日ごろ |
6月9日ごろ |
東北南部 |
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6月12日ごろ |
6月10日ごろ |
東北北部 |
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6月14日ごろ |
6月11日ごろ |
■ 令和元年の梅雨明け |
地方 |
令和元年 |
平年差 |
昨年差 |
平年 |
昨年 |
沖縄 |
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6月23日ごろ |
6月23日ごろ |
奄美 |
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6月29日ごろ |
6月26日ごろ |
九州南部 |
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7月14日ごろ |
7月9日ごろ |
九州北部 |
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7月19日ごろ |
7月9日ごろ |
四国 |
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7月18日ごろ |
7月9日ごろ |
中国 |
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7月21日ごろ |
7月9日ごろ |
近畿 |
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7月21日ごろ |
7月9日ごろ |
東海 |
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7月21日ごろ |
7月9日ごろ |
関東甲信 |
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7月21日ごろ |
6月29日ごろ |
北陸 |
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7月24日ごろ |
7月9日ごろ |
東北南部 |
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7月25日ごろ |
7月14日ごろ |
東北北部 |
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7月28日ごろ |
7月19日ごろ |
1.梅雨入り・梅雨明けしたその日(休日なら翌平日)に速報値を発表
2.5月~8月の天気経過を見て9月に確定値を発表
梅雨入り・梅雨明けは毎年、速報値を発表しますが、
それぞれ
『梅雨入り宣言』『梅雨明け宣言』と言います。
●基準●
実は梅雨入りや梅雨明けには、
「◯日以上雨が続いたら梅雨入り」
「こういう気圧配置になったら梅雨明け」
といった
明確な基準はありません。
各地域における、これまでの天候と1週間後までの天気予報考慮して
『初夏→梅雨』へと切り替わる境を推定して梅雨のはじめの日に梅雨入り、
『梅雨→盛夏』へと切り替わる境を推定して梅雨明けを宣言します。
具体的には今後数日、雨や曇りが続く見込みならその初日を
梅雨入り。
逆に今後数日、晴れが続く見込みならその初日を
梅雨明けとします。
●梅雨のメカニズム●
つづいて、梅雨のメカニズムについて解説します。
なぜ日本では1ヶ月以上の期間、雨が多くなるのでしょうか。
簡単に説明すると、
北からの寒気と
南からの暖気がぶつかり合う境目では
大気が不安定になるからです。
季節により寒気と暖気の勢力は変化しますが、
6月~7月の時期にちょうどその境目が日本の上でせめぎ合うため
前線が停滞して長い雨の期間が続くのです。
図で見てみるとこのようになります。
寒気と暖気の堺では大気が不安定になり、上昇気流が発生します。
南からの気団は水蒸気を含んでおり、
上昇気流によって運ばれて積乱雲を形成し大雨をもたらすのです。
暖気は寒気よりもやや勢力が強いため、梅雨前線は徐々に北上していきます。
梅雨前線は徐々に勢力が衰えていき、北海道に到達する前に消滅することが多いです。
北海道に前線がかかっても長い期間停滞して雨が続くことはありません。
そのため、
「北海道には梅雨がない」と言われ、
『梅雨入り』『梅雨明け』の発表はされないのです。
ただし北海道(特に太平洋側)はこの時期に
梅雨前線とは異なる原因で1週間ほど雨が続くことがあり、
これを「
蝦夷梅雨」と言います。
梅雨があけると日本は暖気(太平洋高気圧)に覆われるため
本格的な夏が始まり気温が上がります。
季節の変わり目は体調にも変化が起きてしまうこともあるので、
お身体にはお気をつけてくださいませ。
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