2020.11.08
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株式会社マイタウン西武の宮内邦年(みやうち くにとし)です(*^▽^*)
測量図とは何か、皆様ご存知でしょうか。
一般的に土地の測量図といえば、その土地の面積や地型、寸法などが記載された図面を指します。
土地の測量図には、「現況測量図」「地積測量図」「確定測量図」の3種類があります。
3種類の測量図の違い。
測量図には、
『現況測量図』、
『地積測量事図』、
『確定測量図』があります。
この順番で、精度が増していきます。
現況測量図とは?
現在の状況(現況)から、ここが境界かな?と思われるポイントを測って作成した測量図です。
ですので、隣地の方の立会が無いものや、境界石があったとしても、承諾印をもらっていない測量図を言います。
とりあえず、測ってみました的な測量図のことを言います。
地積測量図とは?
分筆登記等の際に添付される測量図で、登記所に申請書類として保管されているものですが、確定測量図(次項目で説明します)であるとは限りません。
世の中には、地積測量図がない土地が多数あります。
確定測量図とは?
確定測量図とは、すべての隣地所有者の立会を得て、境界確定されたもの(官有地(国や市町村の所有地)に接する場合は、官民査定(官と民で立会って境界を決めること)手続きも経たもの)を言います。
確定測量図と言うくらいですから、境界を確定する訳です。
必要なものとしては、この測量図のとおりですと認めて、認め印を押印します。
土地の売買などを行う場合、取引の基となる土地の測量図がどの種類なのかを確認しなければなりません。
ただし、土地によってはどの種類の測量図も存在しない場合があります。
その場合、公簿売買(登記簿に記載されている面積で売買すること)も可能ですが、公簿面積と実測面積には差がある場合が多く、後のトラブル回避のためにいずれかの測量図を作成しておいたほうがいいでしょう。
地積測量図が存在しない土地は土地家屋調査士に依頼して地積測量図を作成することもできます。
地積測量図が存在しないことが判明しても慌てず作成する準備に取り掛かりましょう。
まずは弊社にご相談くださいませ。
また、ご所有の不動産や、これから買おうと思う物件について、気になることがあれば何でもご相談くださいませ。