宅建協会の法定講習を受講してきました。
2022.02.27
マイタウン西武のブログをご覧の皆様、こんにちは。
用地仕入部の萩生田(はぎうだ)です
2月に入り、雪も降り。まだまだ寒い時期が続きますね。
さて、我々宅建業を営むには宅建協会に所属しなければなりません。
弊社はハトのマークでお馴染みの、公益法人全国宅地建物取引業協会に加入しております。
3か月前ですが各支部ごとに行われる宅建協会の1年に1回の法定研修会を受講してきました。
数年ごとに、不動産取引にかかわる法令が少しずつ変わってきています。
主にその変更内容を、専門家や弁護士の方々が詳しく説明をしてくれる研修会ですが、当然ながら我々もその研修会を受講しけなければなりません。
また、皆さんもご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、同じく宅建業を営むためには、営業関係の仕事に従事する社員5人に対して1人の専任の宅地建物取引主任士を、各事業所ごとに置かなければなりません。
それとともに、ご契約時の重要事項説明も宅地建物取引士でなければ行うことができません。
それだけに我々、宅建業に従事する者には、なくてはならない大切な免許であります。
さて、令和3年も宅地建物取引主任士の試験が行われました。
例年ですと、毎年10月の年1回の試験ですが、令和2年と3年においてはコロナの関係で、10月と12月の2回に分けて行われました。
(受験できるのは1回だけです)
宅地建物取引主任士の試験は、受験資格が無いだけにだれでも受験できますので、学生さんや主婦の方も数多く受験されているようです。
但し、合格しても主任士証をもらうためには、宅建業を営む会社に2年以上従事するか、研修を受けなければなりません。
ここで宅地建物取引主任士の試験について、簡単に説明いたします。
宅建の合格率は?
申込者数・受験者数・合格者数・合格率の推移
宅建の合格率は約15%~18%。毎年約3万~4万人の合格者数。
過去10年間の宅建の合格率は約15~18%(令和3年度10月試験は17.9%、12月試験は15.6%)で、毎年の合格者数は約3万~4万人(令和3年度10月試験は37,579人、12月試験は3,892人)となっています。
試験内容
全問マークシート方式(4肢択一式)、出題数は50問、試験時間は2時間となります。
民法等(14問)
不動産を購入する際などに交わす「契約書」に記載されているトラブルが起こった場合の処理方法や、トラブルを未然に防ぐための約束事を定めた法律です。特に「不動産の取引」に関係した部分から出題されます。
文章が長くて読みづらい、法律用語に苦手意識を持ちやすい
宅建業法(20問)
受講生の多くが最も得意な科目として挙げています。
お客さんに不利が生じないように、宅建業者や宅地建物取引士の仕事上のルールを定めています。
業者はもちろんのこと、皆さんがマンションなどの賃貸借や売買をする際にも「宅建業法」の知識が大きな味方になります。
暗記量が多い、計算の仕方で混乱しがち
法令上の制限(8問)
受講生の多くが最も不得意な科目として挙げています。
「住み良い街づくり」「安全な家づくり」をしていくためのルールを定めた法律です。あまり馴染みがないかもしれませんが、学習していくと自分の住んでいる街を見る目が変わるはずです。
言葉に馴染みがなくイメージを持ちにくい
その他関連知識(8問)
不動産購入の際にかかる税金制度のことや、土地・建物の安全性や耐久性といった不動産にまつわるさまざまな知識を学習します。
範囲が広い、用語が難解で覚えにくい
興味のある方がいらっしゃいましたら、機会があれば是非受験してみたらいかがですか?
今後も、皆々様方からの暖かいご愛好を頂けますように、社員一同頑張っていきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
ご購入と同様に、ご売却でもお客様にご満足いただけます様、スタッフ一同日々頑張っております。
お近くへ起こしの際は、是非弊社にお立ち寄り頂けましたら幸いです。