2023.06.11
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。 マイタウン西武 建築事業部の堀です。 関東もついにジメジメとした“梅雨”に突入しましたね 以前の私のブログでは梅雨時期のカビについて書かせて頂いたことがありますが、梅雨と言えば気になるのは“部屋干し”ではないでしょうか? 今回はカビではなく部屋干しのおけるニオイ対策について書こうと思います。 洗濯は、家事の中でも重要度高めの作業の一つではないでしょうか? 部屋干しは外で干すより乾くまでの時間が多く、ニオイの原因である菌の繁殖が気になりますね! 最近の洗濯洗剤には菌を抑える薬剤も増えてきています。 他に対策としてどのような方法があるでしょうか? 部屋干しでニオイが付かないようにする対処方法を見てみましょう。 ♦コインランドリーの乾燥機を利用 コインランドリーの乾燥機は温度が70~80℃ほどまで上がるので増えた雑菌を死滅させられます。 乾燥機は濡れた洗濯物を短時間で乾かせるメリットもあり、濡れたまま放置して雑菌が繁殖する心配もありません。 ご自宅に乾燥機があってヒーター式の場合であれば、ニオイのもとになる雑菌を除菌できますが、ヒートポンプ式の場合は温度が60~65℃程度までしか上がらないので死滅させるのは難しいかもしれません。雑菌は60℃以上の水分に触れると死滅するからです。 これから自宅用乾燥機を購入されるご予定の方はタイプの確認をしてから購入されることをお勧めします。 ♦乾く間際の洗濯ものにアイロンがけ 洗濯物がある程度乾いたタイミングでアイロンをかけると、アイロンの熱で菌を死滅させる効果が期待できます。 アイロンがけは高温が条件なので高温に耐えられる繊維の衣服だけという注意点がございます。 また、アイロンをかける際にスチームを使ってしまうと洗濯物が湿ってしまうので避けましょう! ♦60℃以上の熱湯につける 部屋干し臭の原因であるモラクセラ菌は60℃以上の熱いお湯につけると死滅します。 高温に耐えられる綿100%のバスタオルや布巾の場合、大きめの鍋へ入れて煮沸することも可能です。その場合は煮沸する目安は30分です。 ニオイが強くなかなか落ちない場合は洗剤や酸素系漂白剤を1さじ入れてみると良いそうです。その場合はアルミ製の鍋は変色の原因になってしまうのでステンレスやホーロー鍋をお使い下さい。 ♦洗濯前に重曹につけおきする 重曹はPH8.3程度の弱アルカリ性なので酸素系漂白剤より安全性が高く、優しく汚れを落としたい人におすすめです。 重曹は菱汚れを落としやすくするので、洗濯物に汚れが残りにくくなり雑菌の繁殖を防ぎます。菱汚れがキレイに落とせるとニオイ予防はもちろん、服の白さが戻ることも期待できます。 【重曹 つけ置き材料】 ・30~40℃のぬるま湯 ・洗面器やバケツ ・重曹小さじ1~2 ぬるま湯を入れたバケツに重曹を入れ良く溶かします。洗いたい服を入れ1~2時間ほどつけ置きしたらいつも通りに洗濯をするだけです。 ♦洗濯前に酸素系漂白剤につけおきする 重曹と同様に洗う前につけ置きすることで除菌効果が期待できます。 塩素系漂白剤は色落ちリスクが高い為、酸素系漂白材を使用しましょう!なかには絵酸素系漂白剤が使えない衣服もありますのでつける前にタグを確認するようにしましょう! つけ置き液の作り方は各製品パッケージに載っている方法を参考にしますが、液が出来たら洗濯物を30分から1時間ほどつけ、そのあと洗濯機で洗います。 色落ちが心配な場合は洗いたい服の目立たない部分へ酸素系漂白剤をタオルなどに取りこすりつけ、そのまま数分置いたあとにすすぎます。色が落ちたり、タオルに色移りしたりしなければ酸素系漂白剤を使える衣服であると確認できます。 いかがでしょうか? 洗濯する前に、乾く前に、少し工夫(ひと手間)が必要ですが、ニオイ対策としては十分対処できる内容だと思います。 マイタウン西武ではオプションで、部屋干しスペースとして「ホスクリーン」などのご用意がございます。 洗面脱衣室やLDK、洋室の天井や窓枠上部など、お客様のご希望の箇所に設置する事が出来ます。 もちろんリフォームでも承ることが出来ます。 (ただし、ご希望の場所の天井・壁の状態(補強の有無)の確認が必要になります。) 他、ご希望のものがございましたらお知らせ頂ければ対応できるかどうかお調べする事もできますので何なりとお申し付けください。 今年の梅雨も快適にお過ごしください
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