建築する住宅をしっかりと支えられる地盤かどうかの調査です。地盤調査の結果によっては、地盤改良工事などを適切に行います。
基礎を作るために地盤を掘削し、砕いた石などを敷きつめ、地盤を固めます。その後写真の様に防湿シートを敷きつめ、地面から上がってくる湿気を予防します。
重要な基礎部分鉄筋を組み立てていきます。ベタ基礎工法を用いて、鉄筋と一体化することでより強固な基礎方式を採用しております。組み立て後に当社専属の現場監督が入念にチェックします。さらに、機関の検査、及び社内検査を実施します。
鉄筋のチェック後に型枠を設置していき、底盤部分にコンクリートを打設していきます。型枠設置後も基礎幅を検査します。
立ち上がりのコンクリートを打設後、空気や水分をしっかり抜き固めるために1週間前後置いたあと、型枠を取り外していきます。
基礎の主要な出隅部(コーナー)には、地震時における基礎のクラック(ひび割れ)防止対策(及び、耐震)に有効なコーナーハンチを弊社施工では積極的に導入しております。
基礎工事が完了すると、いよいよ土台敷きという住宅の骨組みとなる工程に進めます。基礎と土台の間に基礎パッキンを敷いていきます。基礎パッキンは基礎と土台に設置するもので、床下と外部の換気を目的としています。白蟻防蟻処理をおこない土台工事完了です。
柱、梁、母屋などの構造材を組み立て棟上げが終わったら、柱や梁などの構造物を金物、ボルトなどを使ってしっかりと固定した後、機関の検査、及び社内検査を実施します。
防水工事では、バルコニー部分にFRP防水を用いて外部からの水の侵入を防ぎます。サッシの下端もしっかり防水します。排水の穴の廻りも防水します。外壁の下地(構造用合板)が完成したら防水紙を外壁に貼り、サッシ廻りもしっかりと防水紙を貼り、雨水の侵入を防ぎます。
建物の壁まで終了したらいよいよ屋根工事です。防水紙もしっかりと施工し、屋根材であるコロニアルを施工し屋根工事完了です。落雪を防ぐために雪止め金物もしっかり取り付けます。
国土交通大臣認定の制震装置「ミューダム」を取り付けます。構造用合板と合わせて用いる事により、「耐震」+「制震」の性能がより一層向上します。
外部には耐震に強い構造用合板を柱に張り、強度を上げています。構造用合板から柱に留め付ける際に重要な釘打ちの間隔・本数もしっかり確認していきます。
電気配線工事が終了したら、弊社で標準採用の「アクアフォーム」を屋根、外装部に吹き付けます。従来のグラスウール10Kの約1.5倍の断熱効果を発揮します。
外壁工事では、外壁を張る前に防水紙を貼り、壁の通気を確保する為に胴縁を縦に張り、建物全体の通気を確保し、防水紙、胴縁の施工状況を入念にチェックしてから、外壁材を張ります。
いよいよ建物完成です。完成後は機関の検査、及び社内検査を実施いたします。、お引き渡し前に弊社工事部により、ヨゴレ、キズなど建物内外全てチェックし、さらにお客様との確認(立会い検査)後にお引き渡しです。